ズワイガニ 活蟹と冷凍蟹の違いについて
今冬はなんと活ズワイガニ1,200杯以上捌いております
2019年11月6日からの今冬シーズン
瑠璃浜や花菖蒲、マリントピアザスイート等
マリントピアリゾートの宿泊施設では
約1,200杯の活ズワイガニを捌き
多くのお客様にお楽しみ頂いております
関西でも有名なカニの宿・天橋立離宮 星音を除きこのカニの使用数
カニ資源減少のこの世の中でこの約1,200杯もカニを捌いているのは驚異的なことかと
しかも冷凍蟹ではなく活蟹
津居山港、柴山港、浜坂港などなど
名だたる日本海の名港から水揚げされた上質なカニをお楽しみ頂いております
活蟹を1,200杯以上扱うのは北近畿でも最多の部類ではないでしょうか
今回は私どもがお楽しみ頂いております「活蟹」とご家庭で一般的な「冷凍蟹」との違いの話です
活蟹と冷凍蟹は【鮮度】が違う
ここでお伝えする活蟹と冷凍蟹は
いずれも毛ガニやタラバガニと並ぶ日本三大蟹の一つ【ズワイガニ】のことです
漁船で獲られた後、
漁港で水揚げ後、各水産会社や宿泊施設に直送され
食べる直前まで生かしているズワイガニが【活蟹】
漁船で獲られた後、
漁船もしくは漁港で冷凍加工処理されたズワイガニが【冷凍蟹】
端的に言うと
ズワイガニを獲った後、
私たちが食べる際に、活かしているか、冷凍しているかの違いです
そのため活蟹と冷凍蟹はカニそのものの鮮度が異なり
活蟹はよりカニ本来の上品な美味しさを楽しんで頂けると言えます
活蟹と冷凍蟹は【味も旨み】も違う
冷凍蟹はエサを入れたカゴを海に落として捕まえるカゴナワ漁が主体
活蟹は船で網を引きながら海底のカニを獲る底引き網が主体です
鮮度の良さゆえに味が異なるのは先ほどのお話通りですが
カゴナワ漁で捕獲された蟹は、漁で使用するエサもあってカニ全体に臭みが強い傾向にあります
また冷凍処理を行うのでカニ身は大味になる傾向もございます
カニ嫌いな方の多くは、冷凍蟹ならではの味のくどさ
癖のあるカニ味噌の味や濃い味覚を嫌う方が多いです
対して活蟹の多くは、水産会社や宿泊施設の生け簀で生かしております
実はこの生かす時間が、カニ本来の上品な味わいをお楽しみいただくために大事なのです
カニは普段、砂泥のプランクトンを食べて生きております
なので一定期間生け簀で生かして泥を吐き出す時間をもうけます
臭みや雑味を抜いた活蟹こそ
カニ味噌は生でそのまま食べることもでき
カニ身はカニ本来の上品な美味しさをお楽しみいただけます
活蟹と冷凍蟹が【生息域】が違う
そもそも一般的に楽天市場やヤフーショッピング等で見かける
よく出回っておりご家庭で楽しむ機会の多い冷凍蟹は
アラスカやロシア沖合に生息しているカニが多いです
水揚げ量が大量なため冷凍加工も大まか、その分安価で手に入るとも言えます
対して
瑠璃浜はじめマリントピアリゾートが使用している活蟹は
日本海沖合生息のカニ
この日本海、特に京都府沖合や兵庫県沖合というのが
良質な山の養分、暖流の対馬海流、海底の低温の海水と
良質なカニが育つのに非常に大事な大事な条件の整った漁場と言われております
その日本屈指の良質な漁場でカニ漁を行う柴山や津居山、浜坂、間人等
山陰海岸各地の名だたる漁港から水揚げされるカニを仕入れております
冷凍蟹では味わえない活蟹の美味しさは瑠璃浜カニマルシェプランで
冷凍蟹では味わえないカニ本来の上品で芳醇な活蟹ならではのおいしさ
そして日本屈指の良好な生息環境を住処にする良質な活蟹をご提供しているのが
瑠璃浜マリントピアリゾートのカニマルシェプランです
独自の仕入れルートでお値打ちに良質なカニを
カニ刺しや焼きガニ、しゃぶしゃぶ等
自由気ままにお楽しみ頂けることから大変な好評を誇ります
今シーズンのカニマルシェプランは3月20日まで
ご予約はどうぞお早めにお願い致します
カニマルシェプランはこちらから
詳しくはこちら
※掲載写真はイメージです